20230704

梅雨の晴れ間に群馬へ。

 

気温は30℃。半袖を着ていた私の腕からジリジリと音が聞こえてくるように肌が焼けていく。吹き抜ける風に爽やかさはなく、足の間からはエンジンの熱気が舞い上がってくる。そう、移動手段はバイクである。

 

関越を降りて国道299(ニーキュウキュウ)。次第に峠道に入っていく。山をくり抜いたトンネルを幾つも走り抜けるとアーチ状の壁からヒンヤリとした地熱が伝わってくる。数日前の雨を含んだ地盤は適度な湿度によって私の体は一気にクールダウン。天然のエアコンと言っていいだろう。至福であった。

 

山の自然は空から注ぐ強力な太陽エネルギーを吸収しながら、足元からは大地が水や冷気を蓄えるということか。自らに置き換えてみると、私の住む街は熱を照り返すコンクリートに覆われている。であればと、エアコンに頼った結果、毎年何日かは喉を痛くしたりと体調を崩しているような。

 

ふと、気づくと足元に身を寄せ合って咲く小さな花が。周囲の花は疲れ果てているようだったけれど、奥の花は適度な影があり、美しい様子を保っている。自分たちで小さな森を形成して支え合っているのか、たまたまかは分からなかったが、小さな花からは逞しさを感じた。

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